マイホームを緑で守る?壁面緑化のメリットとデメリットを正しく把握しよう!

マイホームを緑で守る?壁面緑化のメリットとデメリットを正しく把握しよう!

高い遮光性と断熱性を期待できる

建物の壁を植物で覆う壁面緑化は外観をおしゃれにアレンジするだけではなく、遮光性や断熱性を向上させる効果もあります。植物の葉や蔓が日光を遮り、急激な温度の上昇を予防します。また、室温が外に逃げにくくなるので安定性が増します。特に都市部はヒートアイランド現象で急激な気温の上昇が起きやすいとされていますが、壁面緑化によって外気温の影響を受けにくくなるのです。冷房のように電気代が嵩むことがないので家計も助かります。

目に優しい緑はリラックス効果がある

植物の緑色は見る人の心を穏やかにするリラックス効果があるとされています。疲労やストレスが溜まっている人は緑豊かな遠景を眺めるとリラックスできますが、建物が密集している都市部では緑を眺めるのは容易ではありません。その点、壁面緑化を施せば常に緑を眺めることができます。植物の瑞々しさは生命の息吹を感じさせることから、壁面緑化の建物は人工物に囲まれた都市部の中におけるオアシスと言っても過言ではありません。

建物への悪影響には十分に注意する

メリットが多いように思える壁面緑化ですが、伸びすぎた蔓が配線や配管を傷めたり、害虫が住み着くなどのデメリットもあります。病気などで植物が枯れてしまうと非常に見栄えが悪くなるので、良好な状態を保つためにこまめなお手入れも欠かせません。マイホームを緑で包み込むことで厳しい日差しによる室温の急激な上昇を避け、緊張を緩和させるリラックス効果も得られますが、適切なお手入れを怠ると建物を傷めるなどの悪影響に見舞われる点には注意しなければいけません。

壁面緑化はビルなどの建築物の外壁を植物で覆うことを指します。建物の外観をおしゃれに変えることができるほか、外壁の温度上昇を抑えられるので建物内部の冷房効率を上げることにも役立ちます。

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